TecDoc(テックドック)のメリット
前回、テックドックの説明をさせていただきました。
使い方も書きましたが、実際にTecDocを使うと何が出来るのか?
今回はTecDocのメリットを説明します。
TecDocは、自動車メーカーが提供している部品と、その情報が掲載されています。
情報とは、主に形状図、外観写真、各サイズ、紐付いている純正番号、使用されている車両情報です。
その情報量は2020年4月時点で
・掲載アイテム数:6600万点
・掲載メーカーブランド数:700点
・商品グループ数:48グループ
となります。商品グループとはカテゴリーのことです。
アクスルサスペンション、アクスル駆動、アクセサリ、インテリア装備、エアコン、エグゾーストシステム、ギヤユニット、クラッチ、コンフォートシステム、サービス、ステアリング、スプリング/ダンパー、ヒッチ、ヒーター/ベンチレーション、フィルター、フロントガラスクリーニング、ブレーキ装置、ヘッドライトウォッシャー、ベルトドライブ、ホイール/タイヤ、ホイールドライブ、ボディ、モーター、ロック、冷却、安全システム、運搬装置、点火/グロー装置、燃料フィーダ装置、燃料準備、特殊ツール、電気系統
を大分類として48グループ存在しております。オレンジ文字はアウトフレンでよく使うカテゴリーです。
さて、実際にTecDocのメリットを説明いたします。
TecDocは純正品に対して社外品を扱う際にメリットが発生します。
【①部品番号から車両の逆引きが出来る】
例えば皆さんがF30の3シリーズ用フロントブレーキパッドnk製221552(純正番号34106859181)をお持ちになっているとします。
これは確かにF30の3シリーズ用ですが、TecDocを使うと、他にどのようなクルマに使われているか調べることが出来ます。
全ては表示出来ていませんが、
・1シリーズ F20
・2シリーズカブリオレ F23
・2シリーズクーペ F22, F87
・3シリーズ F30, F80…
と使用出来る車両が出現します。
これは部品を扱う者にとっては非常に便利な機能です!
【②リンクしている純正品番を調べることが出来る】
皆さん、自動車部品には非常に多くの純正品番がございます。
それに対応する社外品は大抵品番は一つです。
その一つの社外品番に多くの純正品番がリンクしています。
このような現象が起きる理由は、『純正品番の変更』『互換性があるのに複数の純正品番が設定されている』のどちらかが主な原因です。
まず『純正品番の変更』理由は、
イ)形状が変わった。
ロ)付属品が変わった。
ハ)新しい車両にも装着されることになり、その際新しい車両コードが含まれる品番に変わった。
ニ)製造元が変わった、原価が上がった。
等が考えられます。
(イ)の場合形状が変わって純正品番が変わっても互換性が認められれば社外品の場合旧品番と新品番は通常互換品として取り付けることが可能です。
(ロ)(ハ)(ニ)の場合はメーカーの都合で品番変わっただけであり、中身は同じなのでこれも社外品の場合互換品として取り付けることが可能です。
次に『互換性があるのに複数の純正品番が設定されている』という説明です。
違う純正番号で違うクルマに装着されているのに中身は全く同じ、または互換性が認められる場合がございます。
互換性が認められた時点で、社外品の場合は複数の純正番号が一つの社外品番にリンクします。
もちろん『互換性が認められる』については、経験に基づいて各メーカーが独自の判断で互換性を確認しております。
同じくF30の3シリーズ用フロントブレーキパッドnk製221552(純正番号34106859181)で説明します。
ご覧の通り、34106859181に対して
34106799801
34106856191
34106859182
34114073936
34116798978
34116854126
34116856193
という7つの純正品番がリンク(=互換性があって使える)していました。
メーカーそれぞれの判断とは言え、確度が高く非常に重宝する情報です!
【③形状図や写真が確認出来る】
①、②と便利な機能ではありますが、あおくまでそれは情報です。
最終的には部品を購入して中身を見ないと情報が正しかったかどうか分かりません。
TecDocではもちろん形状図、または写真、またはその両方が掲載されており中身の形状確認が可能です。
例えばウォーターポンプのフランジの形状やガスケットの有無、ブレーキパッドの厚みやローターのドリル穴の有無などTecDocでは容易に確認が可能です。
これは①②で例に出したF30の3シリーズ用フロントブレーキパッドnk製221552(純正番号34106859181)です。
購入して中身を見なくても画面で形状が分かります。
形状については、Googleで画像検索で確認される方もいらっしゃると思いますが、本当に箱に入っている形状なのかどうかは誰にも断定できません。
TecDocは自動車部品メーカーが提供している正規の情報なので安心して利用することが可能です![]()
以上3点が私の考えるTecDocのメリットです。
部品取り扱い業者さんにはぜひ利用をおすすめします![]()
